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2026/06/29 18:46 ~ なし

コンサートホールの残響4

Suntoryホールの建設

1980年代に入って、オペラやバレーを行わないパイプオルガンを備えた本格的なクラシックの演奏専用ホールが建てられると、大型のホールが次々に建てられるようになりました。演奏専用のホールの出現です。その中でも特に重要な専用ホールが1986年赤坂に造られたサントーリーホールでした。
このホールは世界一美しい響きをコンセプトに設計され、世界的音楽家から高く評価されるようになりました。そのホールの設計は、日本で初めて、ブドウの段々畑がステージを囲むようなレイアウトを採用していて、どこに座っても演奏家との距離感が近く臨場感を楽しめる構造となっています。
サントリーの鳥居社長はまだ現役だった世界的有名な指揮者カラヤンに強く勧められ、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の本拠地ベルリンフィルハーモニー・ホールをモデルにヴィンヤード形式(ぶどうの段々畑)に決定したと言います
カラヤンは音響やパイプオルガンの配置にも深く関わったと言われます。 
このホールは現在も高い評価を受け続けており、建築的価値、デザインも近年再評価されています。大型のクラシックホールとして先駆的なホールでした。1961年、クラシック専用のホールとして早々に竣工した東京文化会館と何が違うのかというと、それは演奏専用のホールだということです。バレーもオペラも行いません。そんな専用ホールができたのです。

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